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伐木浚渫業務の調整協議

 県の伐木浚渫業務で河床が直線化して、その改善を関係者で努力した荒川ですが、今年も昨年施工した場所の上流を伐木浚渫することになりました。

 今回は、作業に入る前に1回、伐木後に1回、堆積土砂量測定後に1回+αと綿密な打合せが行われました。

 

 

 伐木が終わった現場で、中北建設事務所、山梨中央漁協、県水産技術センター、羽黒工業それに県漁連も加わって、打合せです。

 

 

 図面の説明を受けた後、現場を見て歩くと色々な意見が出てきます。

 

 

 あっちへ行ったり。

 

 

 こっちで悩んだり。

 

 

 けれど扇状地河川に本来あるであろう大礫以外に、なんと土の多いこと。流路工で河床が安定し、上流から礫の供給も少ないことから、流路は固定され、流路外には土が溜まり典型的な樹林化の様相を呈しています。

 想像されるとおり、河床はアーマー化が進んでガチガチです。

 

 流路を触ると河床の状態が不安定になり、同時に施工に伴い濁りが発生することから、流路形状を変更しないことを提案していたのですが、検討の結果河床の状態を更新する区間も設定し、対比して見れることになりました。

 

 後日これらの意見を踏まえた、修正案が出来上がりました。

 

 

 そして、現在施工中ですが、新しく作られた流路がかなり良い感じです。昨年施工したオペレータの方がいるので、手慣れたものです。

 追伸:富士山もきれいです

 

 

 「これだと岸際が弱く洗掘されるのでは・・・」と思ったら、すでにオペレ-タの方から「岸際は追って固める」との説明があったそうです。さすが!!

 

 昨年度のブログに「次回のさらなる環境改善のステップアップを期待しています。」と書いたことが実現しそうで、新年早々わくわくしています。

2023年1月6日(金)

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