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出るか尺アユ Ⅱ

 今年の富士川本流中流域のアユは好調で、7月14日には25cmが釣れ、ハミアトも多いことから久しぶりの好調が期待されていました。
 
 
 ところがこの日の夕方から降り出した雨は、流域の七面山観測所では7月17日までに435mmの累積雨量を記録し、南部橋では水位が2.6m上がる増水となりました。
 
 
 昨年は6月に、一昨年は3月に300mmを超える降雨があり、富士川の支流早川で崩落を続ける八潮崩れを有する稲又谷川からの濁りが1ヶ月以上続き、本流のアユ釣りは壊滅状態になってしまいました。
 
 
 Google Earthで見ると、稲又谷川の土砂生産が多いため流路は網状となり、雨畑川との合流部は扇状地の形状を呈しています。ある程度以上の流量になると、一気に土砂移動が始まりズルズルと何時までも濁りが続きます。
 
 今回の出水の状況を富士川砂防事務所のライブカメラで見ると・・・・、
 
 
  アチャー!! かなり荒れてます。翌日になっても・・・・、
 
 
 
  まだまだ灰色の水が流れています。
   
 数日経っても、流路は首を振り、土砂移動が続き水は灰色です。あ~今年もだめかな・・・
 
 
 
 どうにか2週間後には落ち着いてきましたが、さて本流のアユはどうなったのでしょうか。

 

 

 どうやら無事に残っているようです。ハミアトもあちこちにあるとの情報。久しぶりに本流で大アユ釣りが期待できそうです。

 

 【上記写真は、上州屋甲府昭和店の釣り情報  7/30から引用 26.5cm】

 

 【上記写真は、佐野オトリ店の鮎便り  8/3から引用 26cm】

 

 

 富士川の河川環境については、「出るか尺アユ 」もご覧ください。

 

追伸:徐々に期待が高まります。

2025年8月4日(月)

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