漁場環境保全の活動 その16 県知事への要請
このことについては、県漁連が早川漁協と富士川漁協の連名で県知事宛に要望書を9月14日に提出し、状況の改善を要請してきたところです。
提出から3ヶ月経たの12月16日に、別添の回答をようやくいただくことができました。
発電用施設の許認可については所管が国であることから沈砂池の運用に関する記載はなく、水産行政の対応について触れていないなど、十分とは言えない点もあります。そうはいっても、回答をいただけたことはとても有り難いことです。
今春以降、現場レベルでは関係者で合同パトロールを行い、直接工事の発注者や施工業者、砂利採取業者の方々に濁りの抑制を要望し、効果が出てきていると感じています。
ただし、現地へ何回も行き状況を確認してみると、稲又谷川の崩落はかなり大規模であり、ここから生じる自然発生の濁りについては如何ともし難いものがあります。
しかしながら、人為的な濁りの発生については、各々ができるところから対応を進めてもらうことで、かつての富士川がよみがえることを期待したいと考えています。
コロナの状況が落ち着いて、関係者が期待しているシンポジュウムがひれけると良いのですが、オミクロン株の動向が気になるところです。
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