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瀬ができた・・・・かなり流された

 2025年4月10日のブログでご紹介した「♡ 瀬ができた ♡」ですが、かなり流されました。

 

 

 この瀬は、河川管理者、砂利採取業者、漁協、県水産技術センター、県漁連の協同で行われたものです。設置位置をどこにするのか? どの程度盛るのか? 幅はどうする? 等検討して設置したのですが、当初から出水により河床にある石が落ち着き、又流出するであろうことは予想されていました。

 真上から見てみると・・・

 

 

 左岸よりはある程度残っていますが、流心には殆ど石がありません。施工直後の状況と比べてみると良く分かります。

 

 

 とても良い感じにでき、河原も広いことから、ある程度の出水でも流速はそれほど増加せず、かなり残るのではと期待していたのですが・・・・。

 

 

 それでも施工前の全く石のない単調な状況に比べればかなり良い感じです。

 手前の石のあたりを潜ってみてみると。

 

 

 かなり大きいアユのハミアトがありました。

 

 

 劇的にではありませんが、ある程度環境は良くなっているといえます。

 

 ところで、流心の石はどこへ流れて行ったのでしょうか?

 

 瀬が完成してからこのときまでに、水位が2.6m上がる出水がありました。この瀬を作った場所の底質は、礫径が数mm以下の砂でした。つまり出水時に投石した石はこんな感じで・・・・

 

 崩れ落ちつつ埋まっていったと考えられます。

 それでは次回はどうすれば良いのでしょうか?

 

【Google Earth Pro から引用 赤い点が今回の場所】

 

 この場所は取水堰堤の上流(河床勾配が緩くなり土砂が堆積しやすい=砂利採取場がある場所)で、流路が変わりやすい場所です。

 

 石は砂利採取場から遠方には移送できないことから、この周辺で次回の投石場所を選定しなければならないのですが・・・・う~ん難しい。

 

 

 

 

2025年8月11日(月)

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