平坦化・直線化 さようなら
近年、異常気象により頻発、激甚化する自然災害に対応するため、各種の国土強靱化事業が進められ、その一つとして河川での伐木浚渫事業が各所で実施されるようになりました。
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樹林化が進んだ河川
植生繁茂による河積の縮小や、流木が橋梁にかかることにより生ずる河道閉塞による越流を未然に防止するために行われる防災事業です。このため伐木浚渫事業を否定するものでは全くありませんが・・・・・仕上がった川は、思いっきり魚が住みにくくなっています。
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流路変更を伴う河川工事
直線化された河道
今年2月には工事発注者(国、県)へ文書にて依頼を出しましたが、今回は県の県土整備部治水課の協力を得て、実際に河川工事を担当する県内7建設事務所の担当者向けの研修会を8月8日に開催していただいたので、県漁連として説明を行ってきました。
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研修会では、ハヤテコンサルタントの梶原さんから「多自然川づくり」の講義を受けた後、当方か「伐木浚渫と河川環境の共存 ~濁りの緩和と流路形状の維持~」と題し30分ほど説明を行いました。
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会議の実施されたことは各漁協へも連絡し、濁りが継続して発生したり、流路が直線化や平坦化したりしている場合には、関係者へ連絡を行うように通知を行いました。
これで、県内河川では、「平坦化、直線化とは、さようなら」となることを期待したいと思います。
2022年8月18日(木)
山梨県の釣り情報|山梨県漁業協同組合連合会
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