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産卵場の整備が行われました

 渓流魚の秋の産卵期前に向けた産卵場の整備が、10月17日には峡北漁協、18日には峡東漁協で行われました。

 

 渓流魚の卵が孵化するためには、河川の綺麗な水が卵の周りを絶え間なく流れ、新鮮な酸素が供給され続けなければなりません。この流れを生み出すことが産卵場整備の目的です。

 

 産卵場の上流には堰堤があります。元々魚は、その堰堤の上流で産卵していましたが、堰堤の造成により、それより上流には上がれなくなりました。そのため、その下流に産卵しやすい場所としての産卵場が設けられました。

 

 しかし、堰堤などの影響もあり、産卵に適した小石が下流に供給されず、その上、堰堤からは細かな砂などが流され、一年も経つと小石の周りは砂で目詰まりを起こし、水が流れ込まない、卵が育たない産卵場となってしまいます。

 

 そのため、作業は昨年整備した石の除去から始まり、その後、産卵床の底部に約10~20㎝程度の石を敷き詰め、大きな石で下地を作ります。そのことで、川の表面だけでなく川底にも豊かな水が通り抜けるようにします。

 

(17日 峡北での作業の様子)

 

 そして、その大きな石の上に実際に魚が掘り起こし、産卵する約3~5㎝程度の小さな石を重ねていきます。この小石は、魚が川床を掘ることに対応したある程度の厚みが必要で、しかも上流と下流で厚みを調整しているとのことです。

 

                     

(18日 峡東での作業の様子)

 

 両地域の整備箇所は、河川の規模もその様相も異なりますが、どちらにおいても同様な形で石を積み直し、産卵場の整備が行われています。

 

 作業に関わられた皆さん、大変お疲れ様でした。

2026年10月26日(月)

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