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応用生態工学会の大会へ参加

 応用生態工学会第29回大会が、9月24~27日に東京大学弥生キャンパスでありました。

 県漁連で受託している「人と魚にやさしい川づくり事業」に資するため、最新の川や湖の環境保全、再生に関する研究や動向の情報収集のため参加しました。

 

 

 応用生態工学会では、生態学と土木工学における研究者と技術者が協働して、「人と生物の共存」「生物多様性の保全」「健全な生態系の持続」を達成することを目標としています。平成9年にその前身が設立されたまだ若い学会です。

 

 期間中に112のポスター発表、57の口頭発表、8つの自由集会が、7会場に分かれて同時進行で行われ、「魚類・生息場」や「底生動物・生態系機能」、「河川各欄・環境応答」など、内水面に関係する分野が盛り沢山です。

 

 

 今年は、一昨年国交省が新たに示した「河川の定量的環境目標」に関する課題が多く、また自由集会での意見交換も活発に行われていました。研究の進展により、魚の住みよい環境づくりが進展することを期待したいと思います。

 

 

 それと嬉しかったのは・・・

 「季節性に着目した DNA メタバーコーディングによる本栖湖に生息するレイクトラウトの食性解析」が優秀ポスター賞の選出されました。筆頭著者の山梨大学齋藤さん、共同研究者の山梨県水産技術センター、(国研)水技研、山梨大学の皆様、お目出度うございます。

 

 

 本栖湖におけるレイクトラウトの完全駆除に向けた調査研究は、困難な課題も多いことかと思いますが、これを糧に推進を図っていただければと思います。

 

 なお、今月は「本栖湖のヒメマス釣り」の復活及び存続のため、レイクトラウト釣り大会が開催されています。よろしければ皆様ご参加ください。

 

 会場横には、農学部の資料館がありその中には、山中湖と河口湖にワカサギを移植した雨宮育作先生の資料が掲示されています。

 

 

 

 そしてそのとなりには、山中湖からの顕彰の記の額が掲示されていました。

 ワカサギは移植から100年たち、富士五湖の名産品にもなっています。今年の富士五湖は好調の湖が多い様ですが、釣果情報等は各漁協や釣り宿へお問い合わせ願います。

 

 

 参加者は土木関係者がほとんどで、特に内水面の関係者で面識のある人は、片手ぐらいしかいませんでした。このため、水産サイドからも今後このような場へ積極的に参加し、交流を図ることが必要であると感じつつ、安田講堂を背に帰路につきました。

 

 

2026年10月13日(火)

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