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渓流魚の人工産卵場造成

 10月16日に笛吹川支流の日川で渓流魚の人工産卵場造成イベントに参加してきました。この日川は釣り人が多いものの漁場管理が良好に行われ、日本でも有数のマス類の生息密度になっていますが、この資源の維持にはC&Rが一番効いていると考えられています。

 さて、総勢30名が2班に分かれ、半分はゴミ拾いに出かけます。

 

 残りの半数は産卵場づくりです。出水で産卵場となる砂利が流出しているので、

 

 砂利を補給して

 

 ならしながら、アマゴやイワナが卵を産みやすい水深、流速にして行きます

 

 苦労の甲斐があって、今年も良い感じに仕上がりました。

 

 ゴミも沢山回収出来ました。これは嬉しいのやら、悲しいのやら。

 

 作業の後はお昼を食べて、その後は水産技術研究所の坪井さんの講演です。

 

 作業終了から2時間半後、帰り際に覗いて見ると、既に数尾の成熟個体が上ってきています。これを見ると中々帰れません。

 

 

  皆さんお疲れ様でした。あれから4日経ったので、早いペアは産卵が始まっていると思います。釣り人自信が作りあげる釣り資源、来年も解禁が楽しみです。

 

2022年10月20日(木)

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