イワナを取り巻く危機、人間の活動と自然を巡るジレンマ。イワナに関する水産庁推薦のサイエンスドキュメンタリー映画　A Trout in the milk 「ミルクの中のイワナ」の上映会を次のとおり開催します。ふるってご参加下さい。

　なお、県漁連傘下各漁協の組合員の方は、組合を通じて参加申込みをお願いします。

〇ミルクの中のイワナ上映会

　　主　催：一社 Whole Universe　　

　　協　力：山梨県漁業協同組合連合会

　　場　所：県漁連水産会館 会議室　（各回40名で先着順）

　　月　日：9月1日（金）、2日（土）、3日（日）

　　時　刻：各日とも10時と14時から上映（受付は30分前から）上映時間66分

　　参加費：一 　   般：前売り：800円、当日売り：1,000円

　　　　　　（県下漁協の組合員は、各漁協を通じた事前申し込みに限り無料）

　　　　　　前売り券は、こちら　  販売終了しました。

　　内　容：詳細はこちら　

　深山幽谷に息づく魚、イワナ。その生態はいまだに謎が多く、神秘の魚としてこれまで多くの人々を魅了してきた。そんなイワナを取り巻く生態系が、いま危機に直面している。養殖や放流、人工ダムや堰堤といった人間の行ってきた活動と自然をめぐる様々なジレンマと苦難。研究者、漁協組合、釣り人などイワナと深く関わる 12 名にインタビューを記録し、イワナの生き様に迫るドキュメンタリー映画が誕生した。

　14,000 以上の一級河川を持つ、川の国、日本。その源流には、イワナという日本の自然を象徴する魚がいる。しかし、厳しい自然環境の中で多様に進化し、生き延びてきた勇猛な彼らが、いま危機にさらされている。研究者、漁業協同組合、そして釣り人。

　魚を愛し、魚たちが暮らす自然環境を守る人々の前に、現在どのような問題が立ちはだかっているのか。取材を通して見えてきたのは、高度経済成長期からこの国が抱えてきた古くて新しい問題だった──。

　SDGs が声高に叫ばれる昨今、テクノロジーと自然環境保全、科学と文化、地域と共に「自然のコモンズ」とは何かを探るサイエンスドキュメンタリー。

◾企画　一般社団法人 Whole Universe
◾制作　THE LIGHT SOURCE
◾監督　坂本 麻人
◾監修　中村智幸
◾音楽　YOSI HORIKAWA
　　　　 DAISUKE TANABE
◾プロデューサー　　　　　　坂本 麻人
◾共同プロデューサー　　　　武田 俊
◾プロジェクトマネジメント　千々和 淳
◾協力　株式会社フィッシュパス
　　　　週刊つりニュース , SAKANA BOOKS
　　　　矢口プロダクション
◾原題　 A TROUT IN THE MILK　 / 　本編 66 分