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漁場環境保全の活動 早川水系の合同パトロール

 本年度1回目の合同パトロールは、早川水系にある砂利採取工場の脱水汚泥の状況確認です。

 県峡南建設事務所身延支所の担当者と富士川漁協、早川漁協、そして県漁連で、5カ所の現場を見て回りました。

 

 砂利選別洗浄水を自然沈降させ、沈殿した泥をすくい上げて、自然乾燥させている。汚泥の採取方法は工場により異なる。

 こちらでは凝集沈殿剤は使っていないのですが、この方法で汚泥を沈殿をさせるには広大な敷地がないとできません。

 

 各工場の排水の透視度を測定してもらいました。透視度は基準値内。

 

 こちらの工場では、沈殿させた汚泥を機械的圧縮し脱水させています。

 そして今回の想定外

 昨年の汚泥の一時堆積場には、かなりの量が積まれていました。

 

 ところが今年そこへ行ってみると。ビックリ!!

 一時保管されていた、脱水汚泥が激減していました。

 町道の改良工事に使う予定と聞いていましたが、これほど減っているとは思いませんでした。

 投棄することなく法令に基づき汚泥を堆積させていることは、河川環境保全の観点から有り難いことです、ただし、やはりドンドン汚泥の量が増えていくと、一抹の不安を感じていました。産業廃棄物で搬出するととても事業が成り立たないとのこと、法令が変わって以降、汚泥はたまる一方でした。

 

 そこで、河川管理者が動いてくれました。後方に写っている土質改良機で吸水性泥土改良材を混ぜ改良土とし、製品の性状を確保した上で、公共事業での利用を進めてくれたのです。各方面との検討・調整等、多大な労力をかけ進めていただいた峡南建設事務所身延支所の皆様方に感謝いたします。

 河川環境保全のための道筋が、一歩前進したことがとても嬉しかった、今回の合同パトロールでした。

 

 

2024年6月10日(月)

山梨県の釣り情報|山梨県漁業協同組合連合会

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